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会社から供花を送るときの流れと基本的なマナーについて解説

2022/08/20 更新日:2026/07/02
社員やその家族、取引先の関係者など、会社に関係する方が亡くなられた際には、会社から「供花」を送ることが多いです。
供花とは、お通夜や告別式などのご葬儀に故人へお供えをする花のことです。供花は「きょうか」もしくは「くげ」と読みます。

弔電が言葉でお悔やみの気持ちを伝えるものであるのに対し、供花は葬儀会場や祭壇に飾られる花として故人へ直接捧げるものです。
会社として供花を贈ることは、故人とのつながりへの敬意とご遺族への慰めを形で示す、大切な弔意のひとつです。
ご葬儀という厳粛な場面ですからマナーには注意が必要ですし、法人名義で送るのですから故人やご遺族に対して失礼にあたる行為は避けたいですよね。
今回は、会社から供花を送る際の流れと、知っておくべき基本的な供花のマナーについて解説します。

会社から供花を手配する際の流れ

会社から供花を手配するにあたっては、以下のような流れで供花を送ることが一般的になります。

供花を送っていいのか、ご遺族・斎場に確認をとっておく

まず最初に、会社から供花を送る際には、ご遺族や斎場に「供花を送っていいのか」確認をとっておく必要があります。

ご遺族の中には、供花を送られることを辞退される方もおられます。その理由はさまざまで、故人の遺志やご遺族の意向、斎場のスペースの問題などそれぞれの事情があります。
そんな中で無理に供花を送ると、ご遺族や斎場の方に迷惑をかけてしまうことになります。「供花を辞退する旨」の連絡があった場合には、故人やご遺族の気持ちを尊重して供花を送ることは控えましょう。

なお、供花を辞退された場合でも、弔電のみであればお返しが不要で場所もとらないため、基本的には送って問題ありません。供花の代わりに弔電でお悔やみの気持ちを伝えることを検討しましょう。それ以外にも、後日お悔やみの手紙を送るといった方法もあります。

もし供花を送ることが問題ないようでしたら、葬儀の宗派や供花のサイズについても事前に確認しておくとスムーズに手配できます。

供花の手配方法について斎場に確認する

ご遺族の了承を得たら、次は斎場に対して「供花の手配方法」について確認をとります。会社から供花を送る場合は、「葬儀社に依頼する」か「電報サービスや生花店などに依頼して手配する」かの二択になるでしょう。

ただし、お通夜やご葬儀を葬儀社の会館で行う場合は、提携している花屋以外からの供花の持ち込みを受け入れていないケースもあります。葬儀社以外から供花を手配する場合は、持ち込みや配送の受け入れができるかどうかを必ず確認しておきましょう。

持ち込みや配送の受け入れが可能な場合は、供花を届ける日時についても確認しましょう。
供花は届くのが早すぎても遅すぎてもよろしくないため、葬儀社に確認して最適な日時で届くように手配しましょう。お通夜に間に合うように手配するのが一般的です。

供花の費用・相場

供花の費用は、手配先や花の種類によって異なりますが、1基あたり7,000円〜15,000円程度が一般的な相場です。かつては2基1対で贈るのがマナーとされていましたが、近年は葬儀が小規模化したこともあり、1基で贈るケースが一般的になっています。2基1対で贈る場合は倍の金額が目安となります。
会社として贈る場合の目安は以下の通りです。
  • 会社・法人名義で贈る場合:10,000〜30,000円前後
  • 部署・チーム一同で贈る場合:7,000〜15,000円前後
  • 役員・代表者名義で贈る場合:10,000〜20,000円前後
なお、葬儀社に依頼するのが一般的な手配方法ですが、故人が好きな花をアレンジできる花屋に発注したり、インターネットの業者に依頼したりすることも増えてきています。
電報サービスを利用すれば、弔電と供花をまとめて手配できるため、忙しいビジネスシーンでも効率よく手配できます。

会社から供花を送る場合のマナー

会社から供花を送る際には、前述でお伝えしたような事前に確認すべきことに加え、配慮すべきマナーがあります。いざという時に失礼のないように、基本的な供花のマナーをおさえておきましょう。

立て札(札名)の書き方

供花にはお花の送り主の氏名を明記した「立て札(札名)」がつけられます。札に記載するのは、お供えの文言である「飾り文字(表書き)」と「送り主の名前」です。

供花の飾り文字(表書き)は、一般的に「御供」「供」とし、用途によっては「御霊前」「御仏前」とします。また、九州などの地域では「敬供」とするなど、お届け地域の風習で異なる場合もあります。

送り主の名前で「会社として送る場合」は、正式な会社名、代表者や役員の役職と氏名などを添えます。会社名が長すぎる場合のみ、株式会社を(株)と略式で書くことがあります。

<例>
「株式会社〇〇」「〇〇株式会社」
「株式会社デンポウヤ 代表取締役 電報屋太郎」
「(株)デンポウ・エコノミー&エコロジーサービス・エンジニアリング」

送り主の名前で「部署として送る場合」は、会社名に加えて部署名をつけます。部署全体として送る場合は「会社名 ○○部一同」、部署全員からではない場合は「会社名 ○○部 有志一同」とします。

宗派によって異なる供花の種類に配慮する

供花として選ばれる花には、宗派によって違いがあります。

・仏式や神式:白い菊など白を基調とした優しい色合いの花
・キリスト教:白いカーネーションやスプレーマム、アルストロメリアなど西洋の花、造花はNG

また、キリスト教式では立て札(札名)を付けないのが一般的です。これはキリスト教の葬儀が「神への礼拝」という性格を持つため、贈り主を前面に出す立て札の慣習がないためです。キリスト教式への供花には、電報もしくはメッセージカードを添える形で対応するとよいでしょう。
故人の宗派を知っていれば問題ありませんが、知らない場合はご遺族に確認を取っておくと丁寧です。

なお、電報サービスや生花店に依頼する場合は、注文の際に宗派・立て札の表書き・送り主の名前を合わせて伝えるとスムーズです。特に宗派によって花の種類や立て札の有無が変わるため、事前に確認した情報をそのまま伝えるのがおすすめです。
宗派別の供花の種類と立て札マナーを以下にまとめましたので、注文前の確認にお役立てください。

宗派別 供花の種類と立て札マナー一覧

宗派 供花に適した花/避けるべき花 立て札(表書き)と注意点
仏式 【適した花】白い菊、白・淡色の花全般

【避ける花】赤い花・派手な色の花
「御供」「供」「御霊前」「御仏前」

白菊が定番で最も一般的な葬儀形式
神式 【適した花】白い菊、白・淡色の花(仏式に準じた花)

【避ける花】赤い花・派手な色の花
「御供」「供」「御霊前」

基本的に仏式に準じて対応できる
キリスト教 【適した花】白いカーネーション・スプレーマム・アルストロメリアなど西洋の花

【避ける花】造花・菊
立て札は付けないのが一般的(メッセージカードで代用)

キリスト教の葬儀は「神への礼拝」の性格を持つため
宗派不明 【適した花】白を基調とした花全般

【避ける花】赤い花・派手な色の花
「御供」「供」

不明な場合は白を基調とした花が無難。会場への事前確認が最善

地域による風習の違いに配慮する

供花のマナーは、宗派による違いだけでなく、「地域の風習」によっても異なります。
どのような風習であるかは故人により異なりますので、これも事前の確認が重要です。
供花の手配には相応の時間が必要になりますので、早めにご遺族や葬儀社に連絡して必要事項をすべて確認しておきましょう。

供花を届ける日時に気を付ける

「供花を斎場に届ける日時」には十分に注意が必要です。

お通夜当日であればお通夜の始まる前までに届くように、ご葬儀・告別式の場合は前日に届くように供花を手配するのが一般的です。
お通夜が行われない場合、ご葬儀・告別式当日しか受け取られないケースもあるため、供花を手配する前に斎場・葬儀社に確認をとっておくのがよいでしょう。

なお、訃報が届いたタイミングなどの理由により、どうしてもお通夜やご葬儀に間に合わない場合は、ご葬儀が終わってからご遺族の自宅宛てに供花を送る方法もあります。

弔電と供花を合わせて送る方法

弔電と供花は、それぞれ単独で送ることもできますが、合わせて送ることで言葉と花の両方でお悔やみの気持ちをより丁寧に伝えることができます。
特に会社として弔意を示す場合は、弔電でメッセージを届けながら供花で祭壇を彩るという組み合わせが、格式あるお悔やみの形として広く行われています。
電報サービスを利用すれば弔電と供花をまとめて手配することができ、忙しいビジネスシーンでも効率よく対応できます。
電報屋のエクスメールでは弔電と供花の同時手配にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
弔電・お悔やみ電報台紙一覧

当店のおすすめ供花ギフト

会社から供花を手配する際は、弔電と合わせてご注文いただくことができます。ここでは、法人様にもご利用いただきやすい供花をご紹介します。 ■お供えアレンジ・デラックス トール
白を基調とした季節の花々をたっぷりとアレンジした、弔事の定番フラワーギフトです。アレンジメント形式のため花瓶が不要で、受け取った方がそのまま祭壇や会場に飾ることができます。
価格帯も手頃で、部署一同からの供花としても選ばれている一品です。

■お供えアレンジコンドレンス
白いお供え用の季節のお花をふんだんに使ってアレンジした、会社・法人名義の供花として供花です。故人様への感謝の気持ちを伝えるに相応しい存在感があり、取引先や社外の関係者への弔意を丁寧に示したい場合におすすめです。

■お供え 大輪胡蝶蘭 3本立 スタンダード 白
胡蝶蘭の花言葉は「純粋な愛」。白の大輪胡蝶蘭は格式が高く、法人名義の供花として最適です。お世話になった大切な方のお通夜・ご葬儀・法要に、ご遺族にも丁寧な弔意が伝わる一品です。

まとめ:マナーを守って供花を手配しましょう

今回のコラムのポイントをおさらいします。

●供花を送る前に、ご遺族・斎場に送ってよいかを必ず確認する
●供花を辞退された場合は、弔電のみを送るか後日お悔やみの手紙を送る方法もある
●手配方法は「葬儀社に依頼する」か「電報サービス・生花店に依頼する」かを斎場に確認する
●費用の目安は1基7,000〜15,000円前後。会社名義の場合は10,000〜30,000円前後
●宗派・地域の風習によって供花の種類や立て札の書き方が異なるため事前確認が必要
●お通夜に間に合うよう、余裕をもって手配する
●弔電と供花を合わせて手配すると、より丁寧な弔意を伝えることができる

マナーを守ることばかりを考えるのではなく、故人とご遺族に対しての思いやりの気持ちも忘れてはいけません。お通夜やご葬儀は、故人とご遺族にとって大切な場面です。だからこそマナーをしっかりと守り、思いやりの気持ちをもって供花を送りましょう。
電報屋のエクスメールでは弔電の台紙やギフトを豊富にご用意しています。弔電と供花の同時手配や、法人様向けのサポートも行っておりますので、安心してご利用ください。お気軽にお問い合わせください。



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