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海外にも電報は送れる?国際電報サービスについてご紹介

2021/09/01 更新日:2024/02/19
結婚式や誕生日などお祝いのイベントの際にお祝いの気持ちを祝電で伝えたり、訃報の際にお悔やみの気持ちを弔電で伝えるなど、現代でもコミュニケーションの手段として「電報」は活躍しています。相手が海外にいる場合は、直接会うことも、電話で連絡することも難しいため、「海外の友人に電報を送りたい」「取引先の慶弔に電報を送りたい」というニーズもあるでしょう。
そこで今回は、国際電報サービスについて解説します。

海外に電報を送ることはできる?

結論を述べると、海外への電報を送る国際電報は「電報サービスによっては提供しているところもある」ということになります。

電報サービスを提供している会社ごとに、海外に電報を送る(国際電報サービス)ことができるかどうかは異なりますので、海外に電報を送りたい場合は、国際電報を取り扱っている電報サービスを利用する必要があります。
国際電報を取り扱っているかどうかは、ホームページで海外に電報を送れるような表記があることを確認するか、「よくある質問」等で海外への電報の発信可否についての記述を探してみると良いでしょう。

弊社の電報屋のエクスメールでは、国際電報サービスを取り扱っております。日本からでも海外からでも、120カ国へ電報を送ることができるため、海外のご友人や取引先などに電報を送りたい場合にもお勧めです。

海外に電報を送る際の注意点

海外に電報を送るときは、いくつか注意しておくポイントがあります。

国内向けの電報よりも料金が高くなる

海外に電報を送る国際電報の場合、基本的に国内宛ての電報よりも料金が高くなります。
例えば電報屋のエクスメールの場合では、通常の電報台紙の料金にプラスし「海外加算料」という配達先の地域ごとに設定された料金が加算されます。
利用する電報台紙にもよりますが、日本国内宛ての電報よりコストがかかりますので、費用面が気になるという方は下記の料金表をご確認ください。

贈ることができるギフトが制限される

電報サービスには「一緒に送ることができるギフト」を購入できるものがありますが、海外に電報を送る国際電報の場合にはギフトの種類が制限されることがあります。

例えば弊社サービスの電報屋のエクスメールでも、「ぬいぐるみ」「プリザーブドフラワー」「カタログギフト」など多数のギフト商品を取り揃えておりますが、海外に電報を送る場合には「ぬいぐるみ」のみがギフト商品として贈ることが可能となっているので注意が必要です。
日本からギフトを発送する場合、相手国の通関関連の法律や禁制品のルールなどに抵触するため、食べ物や植物のように海外に発送できないものをギフトとして贈ることができません。また、輸送距離が非常に長いため、こわれやすいもの、割れやすいものなどは海外宛のギフトで贈るのには適さないものがあります。

また、ギフト商品の金額によっては各種税金が課せられることがあります。名宛国において関税・消費税・通関料がかかる場合は国際的なルール上、受取人様の負担となります。海外宛にギフトを贈られる場合は、これらをご了承の上、ご利用ください。

輸送トラブルに巻き込まれる可能性がある

電報を送る相手国によっては「輸送中に何らかのトラブルに巻き込まれる可能性がある」という点に注意が必要です。
日本国内宛でも同じことが言えるのですが、商品を輸送するという都合上、どうしても災害や天候など物理的な影響を受けてしまうことは避けられません。

例えば「台風の影響による土砂崩れで道路が封鎖されている」「送り先が山間部で移動中にトラブルが発生した」「お届け先の地域が洪水で配達できない」といったことが考えられます。海外の場合だと空輸の関係上、台風や大雪など天候の影響を強く受けてしまいます。また、国内のインフラ整備状況や国内情勢の問題、世界的な感染症の蔓延などの影響による配達の遅れが生じることがあります。

不測の事態により電報の到着が遅延してしまうリスクは十分に考えられますので、海外に電報を送りたい場合には相手国の状況を鑑みて、できる限り余裕をもって早めに電報を手配することをおすすめします。

送り先の会場・施設に注意

電報を海外に送るにあたって、それが何らかのイベントに関連する場合には「電報を送る先の会場・施設に注意する」ことが必要です。
日本国内宛の電報でも、結婚式の祝電を結婚式場宛に送るということが一般的です。
もし、海外に電報を送る理由が「友人の海外挙式のため」や「海外の知人の誕生日パーティー」のように、何らかの施設を使ってイベントを行う形式の場合だと、その会場に電報を送りたいと考えるでしょう。
しかし、海外の会場・施設などに電報を送る場合には「電報を受け取ることができるかどうか確認する」ことをお勧めします。
会場・施設によっては担当者が常駐していないこともあるなど、電報を受け取るための体制が整っていない可能性があり、そこに電報を送ってもきちんと受け取ってもらうことができません。
なお、輸送途上のトラブルにより配達が遅れることもあり、会場・施設宛では式事やイベント終了後の到着となった場合は、電報の受け取りが困難になります。
そのため、日本から海外に行って結婚式を行う海外挙式の場合では、新郎新婦のほとんどはホテル(宿泊施設)に滞在されますので、会場にお届けするのではなく、新郎新婦が滞在するホテル宛に電報を送ることをお勧めしております。
ただし、お届けするホテル・施設によっては、国際郵便を受け取ってもらえないケースも稀もありますので、いずれにしても「電報を送る予定の場所が、電報を受け取れるかどうか」を事前にお問い合わせされるほうがよろしいでしょう。

まとめ:海外に電報を送る場合も事前の準備を

電報サービスによっては海外にも電報を送ることは可能です。

しかし、国内に送る場合と比べると注意するべきポイントが多いことは無視できません。
海外宛に電報を送る事情が発生したら、早めに情報収集を行い、早めに電報を手配しておくことをおすすめします。

電報屋のエクスメールでは世界120カ国へ電報のお届けが可能です。配達日数や料金についてはお届けする国によって異なります。下記のページにて、お届け目安と海外加算料を確認することができますので、ご利用の際にご参照ください。

海外へのお届け日数・料金確認はこちら

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