開店祝いに電報を送るときのマナー。ビジネスでも使えるポイント

日本ではお祝い事に「電報」を送る習慣がありますが、開店祝いもまた電報を送るのにふさわしいシーンのひとつです。
お祝いの気持ちをしっかり伝えるためには、電報のマナーや一緒に贈るギフト選びにも気を配ることが大切です。
この記事では、開店祝いに電報を送る際のマナーから、すぐに使えるメッセージ文例、おすすめのギフトまでまとめてご紹介します。
目次
開店祝いと開業祝いの違い
「開店祝い」と「開業祝い」は混同されやすい言葉ですが、意味合いが少し異なります。開店祝いは、飲食店・美容室・小売店など、実店舗を構えるお店のオープンを祝うものです。
一方、開業祝いは、士業(弁護士・税理士など)やフリーランス、コンサルタントなど、必ずしも店舗を持たない形で事業をスタートする際のお祝いを指します。
どちらも新しい事業の門出を祝うという点では共通しており、電報を送るシーンとして広く該当します。相手の業態に合わせて「開店祝い」「開業祝い」と使い分けるとより丁寧な印象になります。
開店祝いの電報のマナー

電報を送るタイミング
電報を送るタイミングは、大きく分けて3パターンあります。送り先やギフトの内容に応じて送るタイミングを決めていきましょう。パターン1:開店の1週間前までに届くよう手配する
開店直前や当日は準備で慌ただしいため、基本的には開店する旨を聞いたら早めに手配し、1週間前を目安に届くようにするとよいでしょう。プリザーブドフラワーのように傷みにくいギフトを添える場合は、相手が飾る場所を検討する余裕ができるため、この方法がおすすめです。
パターン2:開店前日または当日に届くよう手配する
生花など傷みやすいギフトを添える場合は、開店当日か前日に届くタイミングが適切です。早めに贈ると開店までに花が傷んでしまう可能性があるため注意しましょう。
パターン3:開店記念パーティーに間に合うよう手配する
開店記念パーティーが開催される場合は、フラワーギフトを添えた電報をパーティーに合わせて贈ると華やかさを添えることができます。
なお、タイミングを逃してしまった場合でも、開店後1か月程度であれば開店祝いとして送って問題ありません。それを過ぎてしまった場合は、開店1周年記念に改めて電報やギフトを贈るのもおすすめです。
開店祝いの熨斗(のし)や立て札
開店祝いのギフトに熨斗紙やお花の立て札をつける際のマナーをご紹介します。熨斗はギフト全般に、立て札はお花を送る際に使うもので、それぞれ役割が異なります。■熨斗(のし)紙

開店祝いの水引は、紅白の蝶結びが一般的です。蝶結びは何度も結びなおしができることから、「何度あってもよいお祝い事」に用いられます。
・表書き
熨斗紙の上段には、お祝いの名目(表書き)を記載します。開店祝いの場合は「御開店御祝」「祝御開店」「御祝」「開店御祝」などが一般的です。
・名入れ
熨斗紙の下段には贈り主の名前を記載します。個人の場合は個人名を、法人の場合は会社名(+役職名・部署名)+個人名を記載します。連名の場合は役職や年齢の高い順に右から記入し、人数が多い場合は「代表者名+有志一同」などとするとよいでしょう。
立て札(お花を贈る場合)

・頭書き
立て札の上部にお祝いの名目を記載します。熨斗の表書きと同様に「御開店御祝」「祝御開店」「御祝」「開店御祝」などが一般的です。
・贈り主の名前
法人であれば「会社名+個人名」または「会社名+役職名+個人名」と記入します。社員全般や団体で送る場合は「会社名+社員一同」などとします。個人で送る場合は個人名を記載します。
開店祝いのギフト選びのポイントと注意点
開店祝いにギフトを添えるとお祝いの気持ちをより伝えることができます。ただし「開店祝い」という性質を考慮すると、以下のようなギフトは避けた方が無難です。火や赤色を連想させるもの
灰皿・ライター・ストーブなど「火」を連想させるギフトは「火事」や「赤字」を連想させるため縁起がよくありません。生花や花関連のギフトを贈る場合も、赤い花は避けるようにしましょう。
下半身に身につけるもの
靴下・スリッパ・マットなど「踏みつけること」に繋がるようなものは、開店祝いのギフトとしてふさわしくありません。
壁掛けが必要なもの
壁飾りや壁掛け時計など、設置に壁への穴あけが必要なものは、新店開店の祝いには基本的に避けた方が無難です。ただし、相手からのリクエストがある場合はその限りではありません。
ギフト選びに迷ったらカタログギフトがおすすめ
何を贈ればよいか迷ったときは、相手が自由に選べるカタログギフトが安心です。贈り手の心遣いを伝えながら、相手の好みに合わせた品を届けることができます。
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開店祝いにおすすめの電報・ギフト
開店祝いに贈る電報には、メッセージを届けるシンプルな台紙タイプと、ギフトを添えて贈るタイプの2種類があります。相手との関係性や業種に合わせて選んでみましょう。■おすすめの電報台紙
開店というおめでたい場に相応しい、華やかで上品な台紙を選ぶことで、お祝いの気持ちがより伝わります。格式のあるビジネスシーンには漆芸台紙や布張り台紙、友人・知人へのカジュアルなお祝いにはカラフルで明るいデザインの台紙がおすすめです。
121 布張りカード電報「よろこび」
金箔押しで仕上げられた「歓」の文字と高級ローケツ織が醸し出す上品で落ち着いた風格が、開店というおめでたい場にふさわしい台紙です。見る角度によって金色にも銀色にも輝く外面は、受け取った方の印象に残ります。個人・法人どちらの用途にも対応できる汎用性の高さが魅力で、取引先への開店祝いからご友人へのお祝いまで幅広くお使いいただけます。
135 リバティプリント電報「レイチェル」
撫子・ヤグルマギク・デイジー・山ユリが描かれた落ち着きのあるボタニカルデザインの台紙です。生成り色の生地と革のような風合いが上質で高級感があり、ビジネスシーンの開店祝いにもよく映えます。シックな大人の方や男性への開店祝い、取引先への正式なお祝いにも相応しい一枚です。
175 漆芸電報「なでしこ」
可憐に咲く撫子の花・優雅に舞う蝶・可愛らしい手毬が艶やかな金梨地を彩る、加賀伝統工芸・山中塗りの漆芸台紙です。金色・桃色・紅色と華やかな色合いのエレガントなデザインは、女性への開店祝いはもちろん、高級感があるためビジネス上のお祝いにも幅広く対応できます。特に美容室・エステサロン・アパレルなど、華やかさを大切にするお店の開店祝いにぴったりの一枚です。 132 リバティプリント電報「フェリシテ」
オレンジやコーラルピンクのバラが明るく元気な印象を与える、可愛らしいデザインの台紙です。「フェリシテ(Félicité)」はフランス語で「最高の幸せ」を意味し、新たな門出を華やかにお祝いする気持ちを伝えるのにぴったりです。カジュアルな雰囲気の友人・知人の開店祝いに特におすすめの一枚です。
127 布張りカード電報「希望」
大空に羽ばたく鳩が、希望にあふれた明るい未来をイメージさせる布張り台紙です。新しいお店のオープンという「未来へ向かう門出」を祝うのにこれほどふさわしいデザインはないでしょう。淡い優しい色合いで性別・業種を問わず使いやすく、フォトフレームとして末永く飾っていただける点も喜ばれます。
111 プレミアムカード電報「梅結い」
和紙のような温もりある手触りと、縁起のよい梅の水引をモチーフにしたモダンレトロな台紙です。「縁を結ぶおめでたいお祝い事や新たな始まりを迎える方への祝電に適している」という台紙の特性は、まさに開店祝いのシーンにぴったりです。和の雰囲気を好む方や、和食・和風のお店の開店祝いにも特におすすめです。 ■おすすめのギフト
開店祝いのギフトとして特に喜ばれるのが、店内に飾れるフラワーギフトです。お花には立て札を添えることができ、「誰からのお祝いか」を一目で伝えられるため、開店当日の店内を華やかに演出しながら贈り主の気持ちもしっかり届けることができます。
胡蝶蘭
開店祝いのフラワーギフトとして最も格式高い定番が胡蝶蘭です。白や淡いピンクの上品な花姿は、業種を問わずどんな店舗にもなじみ、「長く咲き続ける=長く繁盛する」という縁起のよさからビジネスの開店祝いに特に喜ばれます。立て札を添えて贈ることで、取引先や目上の方への正式なお祝いとしてもふさわしい贈り物になります。
開店したばかりの店舗はスペースに余裕がない場合もあります。そのような場合は、通常の胡蝶蘭よりもコンパクトなサイズの「ミディ胡蝶蘭」がおすすめです。カウンターや棚の上など限られたスペースにもすっきりと飾ることができ、小さなお店や店内のレイアウトが決まっていない開店直後でも置き場所を選びません。華やかさはそのままに、受け取る側への気配りが伝わるギフトです。
生花をアレンジメントした華やかなフラワーギフトは、新しいお店の空間を明るく彩ります。花瓶が不要なそのままの状態で飾れるため、開店直後で忙しい相手にも負担をかけません。立て札を添えれば、店内でお客様の目に触れるたびに贈り主への感謝を思い起こしてもらえる、印象に残る贈り物になります。 プリザーブドフラワー
開店祝いのフラワーギフトとして近年定番になっているのが、プリザーブドフラワーです。プリザーブドフラワーであれば開店前に余裕をもってお届けしても、枯れることなく綺麗な状態で店内に飾り続けることができます。店舗の雰囲気に合わせた色合いのものを選ぶと、より喜ばれます。 バルーン電報
「Open」や「祝」などのメッセージが描かれたバルーンを添えた電報は、開店祝いならではの華やかさと遊び心を演出します。カラフルなバルーンギフトが店内を彩り、SNS映えするビジュアルとして話題作りにも一役買います。カジュアルな雰囲気のお店や、友人・知人への開店祝いに特におすすめです。
開店祝いの電報の文例

ビジネス関係者(取引先・上司)から
「この度のご開店、誠におめでとうございます。今後の益々のご発展をお祈り申し上げます。」
「ご開店記念、心よりお祝い申し上げます。微力ながら応援しております。今後ますますご発展されますようお祈りいたします。」
「ご開業おめでとうございます。長年のご努力がついに実を結ばれましたこと、心よりお喜び申し上げます。ご盛業をお祈りしております。」
友人・知人から
「開店おめでとうございます!千客万来、限りないご発展を祈っております。」
「ご開店おめでとう。お客様とのつながりは笑顔から始まります。スマイル、スマイルで頑張ってください。」
「ご開店おめでとうございます。立地もよく、とてもすてきなお店だそうですね。近いうちに、ぜひお伺いします。」
職場の仲間・同僚から
「ご開店おめでとうございます。夢を形にされた○○さんを、職場のみんなで応援しています。どうかご繁盛されますよう心よりお祈り申し上げます。」
「開店おめでとうございます。いつも前向きに挑戦し続ける○○さんのお店がきっと大繁盛することと信じています。同期一同、心から応援しています。」
飲食店向け
「ご開店おめでとうございます。○○さんの料理の腕前は折り紙付き。きっと多くのお客様に愛されるお店になることでしょう。末長いご繁盛をお祈りしております。」
「ご開店おめでとうございます。美味しい料理と温かいおもてなしで、地域に愛されるお店になられますことを心よりお祈り申し上げます。」
美容室・サロン向け
「ご開店おめでとうございます。○○さんの確かな技術と温かいお人柄できっと多くのお客様に愛されるサロンになることでしょう。ますますのご発展をお祈りしております。」
開店祝いの文例集一覧はこちら
まとめ:マナーを守って開店祝いを電報で送ろう!
今回のポイントをおさらいします。●「開店祝い」は実店舗のオープン、「開業祝い」は事業スタートのお祝い。相手の業態に合わせて使い分けると丁寧
●電報を送るタイミングはギフトの種類に合わせて「1週間前」「前日・当日」「パーティー当日」の3パターンを使い分ける
●熨斗の表書き・立て札の頭書きは「祝御開店」「御開店御祝」などが一般的
●火・赤色を連想させるもの、踏みつけるもの、壁への工事が必要なものはギフトとして避ける
●ギフト選びに迷ったらカタログギフトが安心
直接お祝いを伝えられない場合でも、電報を送ることで新たな門出への真心を届けることができます。電報屋のエクスメールでは、開店祝いにふさわしい電報台紙やギフトを豊富にご用意しています。贈り方に迷ったときや、マナーに不安がある方も、お電話・メールでサポートいたしますのでお気軽にご相談ください。
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