トップ > 電報コラム > 就任・昇進・栄転のお祝いに電報を送るときのポイント

就任・昇進・栄転のお祝いに電報を送るときのポイント

就任・昇進・栄転のお祝いに電報
2022/01/27 更新日:2022/10/14
お世話になっている方や取引先の方が就任・昇進・栄転をされたときは、電報でお祝いの気持ちを伝えるのがおすすめです。
では、就任や昇進、栄転のお祝いに電報を送るとき、どんなことに注意したらよいのでしょうか。
今回は、就任・昇進・栄転のお祝いに電報を送るときのマナーやポイントについて解説します。

就任・昇進・栄転とは

「就任」「昇進」「栄転」は、混同しやすい言葉です。ここではその言葉の意味についてご説明いたします。

言葉の使い方に注意しましょう

「就任」とは、新しく高い役職や、新たな任務・職務につくことを言います。
「昇進」とは、係長から課長になるなど、組織内で現在より役職や地位が上がることを言います。
「栄転」とは、役職が上がるなどよりよい状況で異動や転勤になることを言います。

昇進も栄転も役職や地位が上がることを意味していますが、転勤や異動を伴うのが「栄転」であり、同じ職場で役職が上がる場合は「昇進」になりますので気を付けましょう。

なお、栄転はこれまでの実績などが認められた結果、転勤や異動を伴い役職や地位がアップすることを意味します。本人が希望しない単なる転勤・出向は栄転にならないこともありますので注意しましょう。

具体的な事例のご紹介

「就任」の具体的事例は以下のとおりです。

  • 新たに社長や役員などの地位に就く

  • プロジェクトやチームの代表に就く


「昇進」の具体的事例は以下のとおりです。

  • (一般の会社)主任→係長→課長→次長→部長→本部長・事業部長→役員

  • (国家公務員)係員→主任→係長・主査・専門職→(上席)専門官・課長補佐→室長・企画官・調査官→課長・参事官→官房三課長→次長・審議官→部長・総括審議官→官房長・局長・政策統括官→省名審議官→事務次官

  • 非役職→役職

  • 非役員→役員(監査役→常務→専務→副社長→社長→会長)

  • 非管理職→管理職


「栄転」の具体的事例は以下のとおりです。

  • より良い待遇の部署に異動する

  • 規模の大きい支店へ異動する

  • 望んでいた関連企業に転勤する

就任・昇進・栄転のお祝いに電報を送るときのポイント

就任・昇進・栄転のお祝いに電報を送るときは、いくつか注意しておくポイントがあります。

電報を贈る前に就任・昇進・栄転の事実を確認しましょう

電報を送る前には、必ず送る相手の方の就任・昇進・栄転の事実や役職名などを確認しましょう。特に、栄転の場合には、事情がよくわかっていないと栄転ではない場合もあるので、そのような場合にお祝いの電報を送ってしまうと逆に失礼になってしまいます。

たとえば、花形部署への異動など外形的には栄転に見えても、本人が望んでいない場合や、トラブル処理のための異動などの場合には栄転と呼べないことがあります。栄転のケースでは、できるだけ事情を調べてから電報を送るように心がけましょう。

電報を送るタイミング

昇進でも栄転でも電報を送るタイミングには注意しましょう。事前に内定の情報を得た場合、すぐに祝電の手配をしても基本的に問題ありません。ただし、会社や本人にも公表する都合がありますので、辞令が出てから電報を送るとよいでしょう。辞令が出てから数日以内(遅くとも1週間以内)が良いタイミングです。

昇進は本人の主観に関わらないため、昇進するタイミングで電報を送っても問題ありません。事前に内示等があれば、昇進する日に届くよう事前に電報を予約申し込みしておくことも可能です。

栄転は、本人の意向等も関係してきますので、昇進に比べると少々デリケートです。しっかりと事前に調べて栄転であることがわかれば、なるべく早いタイミングで電報を送りましょう。

会社の社長や役員の就任については、「就任式」が行われる場合があります。その場合は、就任式の数日前から前日までには就任式が開かれる会場宛てにお届けするように手配します。
就任式がない場合は就任日当日にお届けするか、就任から一週間以内を目途に送りましょう。あまり早くに送ってしまうと、前任者が就任中の場合は失礼にあたるため、かならず正確な就任日を確認してから電報の手配をしましょう。

電報に盛り込むべき言葉と避ける言葉

電報の文中に盛り込むべき言葉は、お祝い、ねぎらい、敬いの言葉です。逆に、不幸や不吉を連想させる「忌み言葉」は避けるようにしましょう。

就任や昇進、栄転の場合の忌み言葉には、以下のような衰退や現状からの変化を連想させる言葉があります。
忌み言葉の代表例~「滑る」「落ちる」「失う」「やめる」「流れる」「取り消す」「変更」「中止」

就任・昇進・栄転のお祝いにおすすめの電報やギフト商品

就任や昇進・栄転のお祝いにはどのような電報やギフトを送ったらよいのか悩むところです。
ここでは、就任や昇進・栄転のお祝いにおすすめの電報や定番のギフト商品をご紹介します。

電報の台紙を工夫しよう

就任や昇進・栄転のお祝いにおすすめの電報台紙には以下のようなものがあります。

  • 漆芸電報(加賀伝統工芸の山中塗りの高級感溢れる漆芸台紙)

  • 布張りカード(金箔押し「歓」文字と高級ローケツ紙の上品な台紙や大空に羽ばたく「希望」の鳩の台紙など、フォトフレームとしても利用可能)

  • プリフォトフレーム(電報メッセージとプリザーブドフラワーの一体型、フォトフレームとしても利用可能)


就任・昇進・栄転は大変おめでたいことなので、華やかで品のいいデザインのものがおすすめです。また、就任祝いには、昇進や栄転よりややフォーマルで高級感のあるものが好まれます。

漆芸電報の商品についてはこちら

セットのギフトを工夫しよう

就任や昇進・栄転の祝電とセットでギフトを贈ることも可能です。おすすめのギフトセットの電報は以下のとおりです。

  • 胡蝶蘭

  • 花束、アレンジメントフラワー

  • プリザーブドフラワー、フレグランスソープフラワー

  • ハーバリウムアレンジボールペン(金箔入りハーバリウムの豪華なボールペン)

  • カタログギフト


とくに、胡蝶蘭は就任祝いを贈る際によく選ばれている定番のギフトです。胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」で、鉢植えのお花を贈ると「根付く」と言う意味があることから「幸せが根付く」として縁起の良い贈り物だとされています。価格帯やサイズも様々で、省スペースなものから豪華なものまで選ぶことができます。

まとめ:就任・昇進・栄転のお祝い電報はタイミングが大切!

就任・昇進・栄転のお祝い電報は、何よりタイミングが大切です。

事前にしっかりと時期と役職を確認して、タイミングを見計らって贈りましょう。文例に困ったら、豊富に用意された文例からも申し込むことができます。

お世話になった方のおめでたいお祝い事に、祝福と感謝の気持ちを電報に託して送ってみてはいかがでしょうか?きっと、その後のご縁も末永く続けていくことが期待できます。

電報屋のエクスメールでは就任・昇進・栄転のお祝いにおすすめの文例集をご用意しています。文例からそのまま電報のお申込みも可能ですので、是非ご確認ください。

就任・昇進・栄転のお祝い電報の文例集はこちら
この記事の筆者
電報屋のエクスメールは、結婚式の祝電、お悔やみの弔電、ご挨拶などの電報を、世界中どこからでも、日本と世界の120カ国にお届けします。

関連する記事

年賀用の電報とは?おすすめの活用シーンや文例をご紹介年末が近づくと、「年賀状」のことを気にし始める人も多いのではないでしょうか。
年の始めのこのご挨拶を、「電報」というかたちで行うこと…
ビジネスで使える祝電の文例をシーン別にまとめてご紹介ビジネスの場で祝電を出す機会は、意外なほどに多いものです。
ここではお祝いシーン別に、会社から祝電を送る場合のマナーや文例、…
女性に贈る退職祝いの電報メッセージとおすすめギフト
女性に贈る退職祝いの電報メッセージとおすすめギフト3選これまで仕事を頑張ってきた人に感謝の気持ちを込めて贈る「退職祝い」。お世話になったからこそ、喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
電報のお申し込みは電報屋のエクスメール!

エクスメールは、世界中のどこからでも、
日本と世界の主要120ヵ国へ、速やかに電報をお届けします。

お申し込みはこちらから
配達地域・日数の確認
電報を送る
よく読まれている記事
カテゴリー一覧
話題のキーワード
電報コラム 弔電・祝電お役立ち情報祝電・弔電の文例集ページ
メルマガ登録の申込み
電報にまつわる情報や、季節のイベントの情報などのお得な情報をお届けいたします。



    facebookアイコン電報屋のエクスメールのインスタグラムページTwitterアイコン