結婚式を欠席するときのマナー。電報の送り方と文例をご紹介

しかし、「入院中」や「忌中」であったり、急な体調不良や仕事の都合などの事情で、やむを得ず欠席しなければならない人もいることでしょう。
このような場合は、お祝いの気持ちをしたためた電報(祝電)を送るのが選択肢のひとつとなります。
そこで今回は、結婚式を欠席する際に送る電報のマナーについて解説していきます。
目次
結婚式を欠席する、そんなときの電報のマナー
冠婚葬祭の「婚」である結婚式は、誘われれば参列するのが原則ですが、どうしても出席が叶わない場合もあるでしょう。結婚式を欠席する場合は、「電報でお祝いの気持ちを伝える」のがおすすめです。
まずは、結婚式に電報(祝電)を送るときの基本的な流れについて簡単にご紹介します。
送り先
結婚式の電報を送る先は「披露宴が行われる会場」です。もしくは「相手の自宅」に送ってもマナー違反とはなりません。
ただ、披露宴の最中には「頂いた祝電(電報)を読み上げる時間」が設けられますが、自宅に送った場合はこの祝電披露の時間に読み上げられなくなるので、読んでほしい場合には注意が必要です。
送るタイミング
結婚式の電報(祝電)は、遅くても結婚式の行われる3日前には式場に届くようにします。突然の訃報が多い弔事のお悔やみ電報とは異なり、結婚式の電報の場合は明確に「〇月×日に行われること」が分かっているため、早めに確実に届くように手配しましょう。なお、「参列するつもりでいたし、実際に『出席』に〇をつけておいたが、直前に家族が亡くなり出席できなくなった」など、参列予定だったが急に参列できなくなった場合は、前日までに着くように手配するかたちでも問題はありません。
送る相手の名前(電報の宛名)
送る相手の名前は、「主役である新郎新婦との関係性」によって異なります。「新郎新婦、両方とも付き合いがある」という場合は、新郎新婦連名で送りましょう。
「新郎新婦のうちの一方だけとしか付き合いがない」のであれば、連名ではなく付き合いのある相手の名前を書きます。
なお、結婚を機に苗字が変わる立場の人に送る場合は、新姓ではなく、「旧姓」で送るようにします。
忌み言葉は使わない
結婚式のときに送る電報には、忌み言葉は使ってはいけません。- 「病気、苦しい、散る」などの不幸や不吉なことを想像させる言葉
- 「終わる、去る、切る」などの別れを連想させる言葉
- 「いろいろ、いよいよ、度々、再び」などの重ね言葉
「そんな言葉、わざわざ使わない」と思うかもしれませんが、「”いよいよ”結婚式当日ですね」や「”再び”会える日を楽しみにしています」のように、意図せず使ってしまうことも少なくないため気を付けなければなりません。
結婚式に祝電を送るときの手順など、詳細については下記のページでも紹介しています。
【祝電の送り方】結婚式に電報を送るときのマナーや注意点
結婚式に送る電報の文例

おすすめのメッセージ文例
- ご結婚おめでとうございます。末永き幸せをお祈りしております。
- ご結婚おめでとうございます。新しい人生をスタートさせるお二人の輝かしい未来を心からお祈りしております。
- ご結婚おめでとうございます。輝かしい門出を祝福し、末永いご多幸と皆様方のご隆盛を祈念いたします。
「結婚式に出席したかった」気持ちも伝えたい場合の文例
結婚式に送る祝電のメッセージには、必ずしも欠席することへの謝罪を入れる必要はありません。しかし、「本当は結婚式に参加したかった」という気持ちを伝えたい方もいらっしゃるでしょう。そんなときには、以下のような文例がおすすめです。
- ご結婚おめでとうございます。晴れ姿を見たかったのですが、残念ながら出席できません。あふれるほどの祝福の気持ちを、電報に込めておくります。
- ご結婚おめでとうございます。本日は出席できず、申し訳ありません。遠方より心から祝福いたします。
- ご結婚おめでとうございます。結婚式に参加できないのが残念です。すばらしい夫婦となりますこと、遠くでお祈りしております。
「結婚式に出席したかった」気持ちも伝えたい場合でも、「招待されたのに欠席した」ことを具体的に述べるのは控えましょう。なぜなら、欠席者がいるという事実が、お祝いの雰囲気を損ねると感じる方もいるからです。ですので、出席できず残念な気持ちだけを伝えるのがおすすめです。
オリジナルの文章を考えるのが難しい方は、このような文例を使用したり、参考にするのも良いでしょう。文例にプラスして、新郎新婦の魅力や思い出などを取り込むと自分だけのメッセージを作成することができます。
結婚祝いの文例はこちら
結婚式のときに送りたい電報・ギフト
ここからは、「結婚式に送りたいおすすめの電報」を紹介していきます。おすすめの祝電・電報台紙
上品で美しく、落ち着いた雰囲気を持つ電報「梅結い」は、どんな結婚式でも喜ばれるものです。新しさとレトロさを併せ持つデザインと、手軽に送れるスタイルであることから、さりげなくお祝いの気持ちを伝えたいときにおすすめです。
ウェディング姿のぬいぐるみ
「ウェディングベア」ならぬ「ウェディングスヌーピー」は、かわいらしいスヌーピーの新郎新婦のぬいぐるみつき祝電です。スヌーピー好きの新郎新婦に特におすすめです。なお、服装が洋装だけではなく、和装のものもありますので、結婚式のスタイルに合わせて贈ることができます。
ハート形が可愛いフレグランスソープフラワー
愛らしいハート形のボックスに、ピンクや赤、白いバラのソープフラワーを詰め込んだ「フレグランスソープフラワー ハート型ボックス」は、まさに結婚式にぴったりの電報です。ソープフラワーならではの香り高さを誇るため、式後は新居に飾って楽しんでいただけます。
色褪せない魔法の花、プリザーブドフラワー
ラウンドドームのフレームの中央に、可憐なピンクローズを配した「ワルツ オルゴールドームブライダルピンク」は、文字通り、結婚式に最適な電報のうちのひとつです。オルゴール独特の柔らかな音で奏でられる「星に願いを」は、聞く人の心を優しくしてくれるものです。
フォトフレーム型のプリザーブドフラワー
「結婚式の思い出を、永遠に」の願いを込めて贈る「フォトフレーム」は、結婚式のギフトとして非常に人気です。「コンチェルト・グロッソ」では、そのフォトフレームに、さらに枯れない花であるプリザーブドフラワーの純白のバラを配し、永遠の願いと華やかさを演出しています。
現在は、こちらのフォトフレームをギフトとして電報に添えて送る形式のものと、電報とフォトフレームが一体型になった形式のものがあります。
まとめ:結婚式に欠席する際はマナーを守って祝電を送ろう
結婚式は、主役二人の新しい門出を祝うために行われるものです。結婚式に招待されたら出席して直接お祝いを伝えたいものですが、やむを得ずそれが叶わない場合でも、祝福の気持ちを伝える手段はあります。そして、その手段のひとつとして、思いを込めて送る「電報」があるのです。
電報屋のエクスメールでは、新郎新婦の門出を祝いたいという気持ちを電報でお届けします。電報の送り方にお困りの場合もスタッフがサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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