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出産祝いに電報・ギフトを贈るときのタイミングやマナーについてご説明

2021/11/17 更新日:2024/04/19
新しい家族の誕生は、人生の中で幸せと喜びに満ち溢れた瞬間です。この世に新しい命が誕生したことをお祝いし、無事出産を終えたお母さんを労う気持ちを伝えるのが出産祝いです。お祝い事を直接会ってお祝いできない場合、電報を利用してお祝いの気持ちを伝えることがおすすめです。
「出産祝い」もまた電報が役立つタイミングの1つではありますが、電報やギフトを添えて送る場合にはタイミングやマナーに注意が必要です。せっかくのお祝いも、マナー違反でお相手を不快にさせてしまっては、おめでたい瞬間が台無しになってしまいます。そこで今回は、出産のお祝いに電報やギフトを贈る際のマナーやタブーについて解説します。

出産祝いの電報のマナー

出産祝いでお祝いの気持ちをきちんと伝えるためにも、マナー違反にならないよう、出産祝いで注意しておきたい電報のマナーを確認していきましょう。

電報の宛先

出産祝いの電報を送るにあたって親宛?それとも赤ちゃん宛?と悩まれる方も多いでしょう。一般的に出産祝いは「無事に出産したことに対するお祝い」であるため、母親・父親宛に送るのが正しいです。

電報を送るタイミング

出産の報告を受けてからすぐにお祝いの気持ちを伝えたいときには、産院宛てに祝電を送るのがおすすめです。ただし、親子が退院した後に電報が届いてしまわないように注意が必要です。
その後にギフトを贈りたい場合には、一般的には産後7日目の「お七夜」から、1カ月目の「お宮参り」までの間に贈るのが良いとされています。ただし、事情があってこの期間を過ぎて贈ったとしてもマナー違反に相当することはありませんので安心してください。

なお、ギフトと電報を別々に贈る場合は、直接持参してギフトを手渡しするか、または宅配便で届ける方法があります。手渡しする場合は相手の産後の状況次第によっては難しい場合もありますので、必ず先方の状況や都合をきちんと確認してから訪問するようにしましょう。直接訪問することが難しい場合は宅配便がおすすめですが、電報と一緒にギフトを贈れるサービスもありますので、こちらも利用することをおすすめします。

出産祝いのギフトとしてふさわしいもの

出産祝いに贈るギフトとしては、産まれた赤ちゃんがすぐ使うことになる「おくるみ」や、生後半年~1年してから使うようになる「衣類」や「ぬいぐるみ」などが一般的です。
ぬいぐるみは赤ちゃんが成長していく中で、ごっこ遊びをしたり、一緒に生活したりと長く使うことができ喜ばれる贈り物です。小さな飾りがついていたり尖っているものは、誤飲や事故につながる危険がありますので、赤ちゃんが安心して抱きついたりできるような肌触りの良い素材のものを選びましょう。
衣服類や靴など赤ちゃんが身につけるものを送る場合は、赤ちゃんの成長を考えて少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。 なお、出産が2人目以降の場合、すでに一通りのベビーグッズが揃っているご家庭も多いでしょう。なので、ご両親に必要なものを聞いて、それを贈ると失敗がありません。ただし、相手に気軽に聞けないような関係なのであれば、贈った相手が自由に選ぶことができる「カタログギフト」を贈るというのも選択肢の一つです。

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出産祝いの電報・ギフトで気をつけるべきマナー

出産祝いの電報を送る際にも気をつけておきたいマナーがあります。

出産前にお祝いを送るのはタブー

1つ目は「出産前に送ること」です。産後は何かと忙しいだろうと思って、産前に電報やギフトを贈ろうと考える方もいらっしゃいます。しかし、妊娠中は母子ともに健康の場合でも、出産時には何が起こるか分かりません。もしトラブルがあった場合はかえって傷付けてしまう可能性があります。そのため、無事に産まれたことが確認できてから電報やギフトを贈るようにしましょう。

出産祝いとして避けるべき言葉・ギフト

2つ目に「ギフトの個数」です。ギフトの中には数個セットになっているものがありますが、「4(死を連想させる)」「9(苦しみを連想させる)」「偶数(割り切れるので縁起が良くない)」の個数は縁起が良くありませんので避けるようにしましょう。セットの個数は9以外の奇数がおすすめです。

3つ目に「忌み言葉や縁起の良くないギフトは避ける」ことです。
お祝いの席での使用を避けるべき縁起の悪い言葉を「忌み言葉」と言います。
・切れる
・割れる
・絶える
・流れる など、別れや死を連想させる言葉。
出産祝いでは、何気ない言葉がお相手を不安にさせてしまう恐れがあります。電報には文章を書きますが、心から喜んでもらえるように、お祝いのメッセージではこの忌み言葉は絶対に使わないようにしましょう。
電報サービスにある「文例」を利用すれば、マナーにも配慮しつつ最適なお祝いのメッセージを簡単に送ることができますので是非ご活用ください。

またギフトについても、出産祝いとして贈ると縁起が悪いとされるアイテムがあります。
・包丁、ナイフなど刃物類…縁を切る、別れを連想させるため
・くし(櫛)…音の響きで「苦(く)」「死(し)」を連想させるため
・白いハンカチ…涙をぬぐうことや、和名で「てぎれ」と言うことから別れを連想させるため
・アルコール類&カフェインが多い飲料…授乳期間中は摂取を避ける方がいるため
・日本茶…葬儀や香典返しに用いられることが多く、弔事を連想させるため
フラワーギフトを送る場合、白い菊は弔事を連想するため、特にこだわりがない場合は避けたほうがよいでしょう。

刃物やハンカチ、くし、日本茶などは、出産祝いに限らずお祝いごとに贈らない方がよいとされています。
人によっては伝統的なマナーは気にしないという方や、刃物は「未来を切り拓く」などポジティブなイメージで捉える方もいらっしゃいますが、お相手からリクエストされたのでない限りは避けたほうが無難でしょう。

出産祝いの電報の文例

電報屋のエクスメールでは、出産祝いの電報用に以下のような文例を用意しております。一から文章を書くのには不安がある場合や、急いで電報を手配したい場合などにおすすめです。

  • ご安産おめでとうございます。健やかなご成長をお祈りします。

  • ご安産を祝し、母子ともにご健康であられますよう、お祈りいたします。

  • ハロー!Baby!パパとママみたいに優しい子に育つんだよ♪今度会いに行きま〜す☆

  • 赤ちゃんのご誕生をお祝い申しあげますとともに、お母様のご健康をお祈りいたします。

  • 可愛い赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。健やかにお育ちになられますよう、願っています。

  • ご出産おめでとうございます。双子の赤ちゃん、さぞやかわいいことでしょう。大きくなるのが楽しみですね。

出産祝いの文例集はこちら

まとめ:出産のお祝いを電報で伝えよう!

ご出産はご家族だけでなく、その知らせを聞いた方たちも幸せな気持ちになる大変喜ばしいイベントです。今回は出産祝いの電報やギフトのマナーについてご説明しましたが、文例集を使用すれば簡単にお祝いの気持ちを伝えることができます。
直接お祝いを伝えられないときは電報を使って「おめでとう」を伝えてみてください。
電報屋のエクスメールでは出産祝いに最適な文例やギフト商品を多数取り揃えております。電報を初めて送る方も簡単に安心してご利用いただけますので是非ご利用ください。

出産祝いのオススメ商品と文例はこちら


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