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ビジネスで電報が有効なシーンとは?知っておきたい電報活用例

ビジネス電報
2021/09/05 更新日:2023/07/20
「電報」はかつて最新・最速の通信手段として活用されていましたが、さまざまな通信手段が実用化されたことにより現在ではその役目は大きく変わりました。
現在は「祝電」「弔電」のように、人生の大切な場面で気持ちを伝える手段として活用されており、ビジネスシーンにおいても電報は大いに活躍しています。
そこで今回は、ビジネスで電報が活用できるシーンについて解説します。

ビジネスにおいて電報を利用する意味

ビジネスにおいても、電報を活用するシーンは数多く存在します。

ビジネスで電報を活用するシーン

例えば、

・社内の人の結婚式
・取引先の社員の栄転
・仕事で関わったことのある人の弔事

のように、社内外関わらず仕事で関係のある人の慶事・弔事において、直接お祝いやお悔やみの言葉を述べることができない場合に相手に気持ちを伝える手段として活用されています。

電報が「気持ちを伝える手段」として使われるようになった理由

かつて電報は、電話が普及する前の日本において「遠方に早く情報を伝えるための通信手段」として活用されていました。その後、電話をはじめとして通信手段や交通網が発達してきたことにより、電報は本来の役目を終えつつあります。

しかし、電報には「大切な気持ちを伝える手段」として愛用されてきた歴史があり、今でも結婚式や葬儀、出産祝いや卒業式などの大切なイベントに出席できない代わりにメッセージを伝える手段として活用されています。現在ではギフトと一緒に電報を送れるサービスも提供されており、電報サービスによっては海外の知人にも電報を送ることが可能となっています。

ビジネスで電報を送る際の注意点

ビジネス目的で電報を送る場合、いくつか注意するべきポイントがあります。

電報が届くタイミングを考慮する

ビジネスで電報を送るにあたっては「電報が届くタイミング」をしっかりと考慮しておく必要があります。
例えば「関係者の昇進祝い」で電報を送るとします。
この時、内情を知っている等の理由で、正式に昇進の辞令が出る前の段階で昇進の予定を知ったとしましょう。
急いで電報を送ってしまうと、正式な辞令が出る前に電報が届いてしまい、相手に迷惑がかかってしまう可能性があるのです。無用なトラブルの原因となりますので、昇進祝いは正式な辞令が出た段階で電報を送るようにしましょう。

その他にも、慶事・弔事のイベントでの電報であれば「早すぎず、遅すぎない」タイミングで送ることが重要です。

個人の判断で電報を送ることは控える

「ビジネス関係で電報を送る」という前提であるのならば、個人の判断で電報を送らないことも重要です。

ビジネス関係とはいえ、個人的にも付き合いのあるビジネス関係者も少なくないでしょう。しかし、あくまでもビジネスの関係で電報を送るという建前であれば、個人の判断で電報を送ること避けた方が良いでしょう。

場合によっては「会社として電報を送る」ほうが形式として正しい場合もあります。
電報を送るべきかどうかや、電報内容についてもきちんと上司に報告して、電報の是非やその内容についての判断を仰ぐほうがいいでしょう。

台紙やギフト品の選び方は慎重に

「電報の台紙」および「添えて贈るギフト品」については、できる限り慎重に行うことをおすすめします。
基本的に個人の好みや電報を送るシーンに合わせることになりますが、送る相手が個人の場合は、その人の好みに合わせることで気持ちがさらに伝わるでしょう。
シーンに合わない台紙選びや、贈る相手の好みに合わない贈り物をしてしまうと、心証が悪くなる可能性があります。
その相手の情報を知っている限りで構いませんので、できる限り電報を送る相手に合わせた台紙および贈り物選びをして、少しでも気持ちよく電報を受け取ってもらいましょう。

会場に送る場合は電報の事前受け取りの可否を確認しておく

もし、電報を送る先が「どこかの会場などの施設」である場合には、その会場がそのタイミングで電報を事前に受け取ることができる体制が整っているかどうかをきちんと確認しておきましょう。

例えば、新店出店の祝賀会を開く場合、その祝賀会の前日までに電報を送りたいと考えることもあると思います。
実際、こうしたイベントでは多方面から電報が届き、イベント内で電報が読み上げられることもあります。とはいえ、どんな会場でも電報を事前に受け取ることができるとは限りません。イベント会場等に電報を送りたいと考える場合には、電報の事前の受取が可能かどうかをその会場に問い合わせてから電報を手配されることをおすすめします。

まとめ:ビジネス電報は個人向けよりもさらにマナーを注視するべし

ビジネスで電報を送る場合、個人間での電報のやりとり以上にマナーに気を配る必要があります。
基本的に、ビジネス関係者で電報を送る必要性が出てきた場合、上司など詳しい人に相談して、マナーに準じで電報を手配できれば、送った相手とよりよい関係を築くことができます。

電報屋のエクスメールでは、就任・昇進祝いや定年のお祝い、開業・開店祝いなどビジネスの場面で使用できる文例をご紹介しています。
メッセージを選択して、台紙を選べばすぐに電報を送ることができますので、是非ご活用ください。

ビジネス電報

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